2020-05-22 第201回国会 衆議院 外務委員会 第9号
また、モンゴルについて言いますと、一九九〇年代の民主化への移行期に経済社会が困窮した際、日本がODAによりましてモンゴルの国づくりを力強く支えたことで困難を克服することができたということが広く知られておりますし、また、モンゴル出身の大相撲の力士の活躍を通じても、日本に対して好意や親近感を抱くモンゴル国民の方は多いんだと考えております。
また、モンゴルについて言いますと、一九九〇年代の民主化への移行期に経済社会が困窮した際、日本がODAによりましてモンゴルの国づくりを力強く支えたことで困難を克服することができたということが広く知られておりますし、また、モンゴル出身の大相撲の力士の活躍を通じても、日本に対して好意や親近感を抱くモンゴル国民の方は多いんだと考えております。
○平田政府委員 モンゴルは一九八九年末に民主化運動が起きておりまして、九〇年以降、モンゴル国民のまさに自由な意思で民主化と市場経済化を積極的に推進しよう、このように決められたわけでございます。
外務大臣の提案理由の説明の中におきまして「両国関係の過去の経緯に由来する特殊な対日国民感情」ということが触れられているわけでございますけれども、この点は、主として一九三九年のノモソハン事件と第二次大戦末期における日本軍との戦闘における人的物的損害に対しましてモンゴル国民が有しております感情というものがあるということを指したわけでございます。
私は、一週間、ほんとうにあのモンゴル国民が日本に好意的な、新しい前向きの世論を巻き起こしていることをよく聞き取ってきました。そうして赤十字社の責任者たちを通じての日本に寄せる好意というものは非常に大きいものがあったと思うのです。それをなぜまだ足踏みをして、将来の問題として考えたいと言うのか。外務大臣、あなたはひとつ大もの外務大臣の御就任の機会に――何か妨げるものがあるかということですよ。
いまは考えない、将来の問題として考えるのだというような、そういうまことに冷酷な考えでモンゴルを見ておるということになると、モンゴル国民はどんなに残念かと思うのです。せっかく外務次官がここへ来られたその機会に、何らか具体的な前進を見るであろうと私も期待しておった。